2009.04.08

午前中は稲尾岳に登ったが、時間的にまだ余裕があったので午後は甫与志岳も登ることにした。
稲尾岳から元来た道を下って行き、肝付町から今度は県道５４２号線を上がっていく。
トンネルを過ぎて二股キャンプ場のところに甫与志林道の入口があり、ここから登山口まで林道を進む。
二股キャンプ場より手前にも別の登山口まで行く林道があったが、そちらのルートは分からない。

稲尾岳登山口から車で1時間ほど掛かって甫与志林道の入口に着いた。ここまでは順調‥だったが、
登山口までの3.5kmの甫与志林道を車で進んでいくと‥ほんの500mくらい進んだ所で、何と！
道は通行止めになっているではないか！

ここから登山口までは3kmほどある。予定外の歩行距離。時間的にも余分にプラスされるわけで、この時間からスタートして夕方までに戻れるか？改めて明日登るか？暫く考えてみたが、思い切って「ここから」スタートすることにした。
3kmの林道は長〜い。炎天下の中いつになったら登山口に着くのやら〜

通行止め地点には登山者をここまで乗せてきたマイクロバスが1台止まっていた。１０名ほどのグループが９時頃にここをスタートしているらしい。既に時間的にも出遅れている私。ペースをあげてながら林道を進む。

甫与志林道の入口	甫与志林道途中の通行止め地点

林道途中、正面には甫与志岳の山容が見える。凄く遠くにも感じる〜
そのうち山から帰ってくるグループに出会う。バスの方たちのようだ。
「今から登られるのですか？」と聞かれる。「ハイ！」‥と言うしかない。この時間からはやはり無理があるのかも。
今日はホントに暑い！林道歩きは堪えます！
何で通行止めなんだ〜！道は綺麗だぞ〜！

林道からは甫与志岳の山容が見える。

３０分掛ってやっと登山口に到着。ちょいとエネルギーを補給してスタートする。
稲尾岳もそうだったが、ここも最初の方は渓流の側を登る。何とも気持ち良い。
疲れなんか何のその！

登山口	登山道途中の沢

やがて沢から離れていき、登山道も傾斜がきつくなっていく。
急登の連続！ロープ箇所もあり。午前中の疲れも出てきたのかペースも落ちてきた？思ったよりも進まず何度か休憩。
登山者は誰も居ません。会いません。

急登。ロープ箇所もあり	視界も明るくなるが急登は続く

急登は延々と続く。思ったよりもハードな山だ！「頑張れ、あと１０分」の看板があったが‥１０分で着かないよ〜！！
やがて山頂近くなると巨大な岩が現れる。鎖があったので、ここから山頂に登って行くのかな？と思い上がってみた。
巨石は岩屋のようで中には祠もある。その先は藪のようで進めないように見える。
結局また鎖を下りて登山道に戻る。
巻き道？ぐるりと周るようににして上がって行き山頂に到着した。

気がつけば1時間ほどで山頂に到着していた。
山頂広場にある岩に寝転がると気持ちいい‥が、日差しがもの凄く強い！
石焼状態だ〜！

ここからの眺望も良く、視界が良ければ種子島や開聞岳が見えるらしいが‥
残念ながらここも見えません〜

下山は元来た道を戻る。

山頂直下の岩屋	山頂にて

下山後はまた道の駅「くにの松原おおさき」に戻り、今夜も車中泊する。
明日は大箆柄岳だ！