稲尾岳 959m           2009.04.08


自然石展望台から見た稲尾岳(中央やや右後方の山)


前日、志布志湾沿いの大崎にある「道の駅・くにの松原おおさき」にて車中泊。朝6時半にここから出発する。
国道448号線をひたすら南下。内之浦の宇宙空間観測所の近くを通り、岸良の交差点を過ぎ、「新田」にて「花瀬公園」(照葉樹の森)」の標識に従い左折(新田トンネルを越えて田代交差点から左折しても行ける)、県道563号線に出合い「花瀬大橋」を渡り10km先の「照葉樹の森」目指して上っていく。
途中で花瀬林道に入り3kmほど進むと「照葉樹の森」のゲートがあり、その先へ上がった所にビジターセンターがある。
そのビジターセンターの入口に車を止めて稲尾岳に上る。

実は本日、午前中に稲尾岳に登り、午後は甫与志岳に登る計画をたてていた。
予定では8時に稲尾岳の登山口に着き、12時頃には下山するつもりだったが、意外と登山口までは距離があり車で2時間も掛ってしまった。

国道448号線から「花瀬公園」(照葉樹の森)の標識に従い左折 県道563号線の「花瀬大橋」を渡る


県道563号線から花瀬林道へ入る ビジターセンター入口


コースとタイム
08:30 ビジターセンター入口〜08:36 登山道西口〜08:59 自然石展望台〜09:14 枯木岳
〜09:23 分岐〜09:43 山頂(稲尾神社)〜11:05 ビジターセンター入口
このMAPはビジターセンターにある1/2500の地形模型を写真に撮らせて頂き、それを元ににして作成したものです。

予定よりも30分遅くスタートする。車の入れない林道を進んで行くと登山口に着く。
稲尾岳には「西口コース」「北口コース」「滝巡りコース」の3コースがある。登山道西口から入って直ぐに「西口コース」と「滝巡りコース」分岐あり。枯木三角点を通る「西口コース」へ進む。

登山道西口 分岐

稲尾岳・木場岳一帯はタブノキ、イスノキ、アカガシが原生の姿をとどめる西日本最大級の照葉樹林ある森林帯であるらしい。
西口コースにはタブノキの巨木群がある‥と、ビジターセンターで貰った資料には載っている。(気づかなかった)
それは別として私がこの山で気に入ったのは上り最初に出合う清流である。
今日は天気も良く、そして暑い!登山道に流れる清流は綺麗で気持ちよく流れている。
山頂に登った帰りにはここで「バシャバシャ」と顔を洗ったが何とも気持ち良かった。最高!!

その清流は「川の源」まで続いており、その清流沿いを上がっていく。
また登山道には登山道北口からのルートとの分岐までオレンジ色の番号札が付けられていて道案内がとても親切である。

清流の中を進む 川の源 とオレンジ色の番号札(右)

緩やかだった道も「川の源」から少し傾斜が出てくる。やがて視界も明るくなり尾根道へと出る。
自然石展望台からは稲尾岳山頂がくっきり見えていた。視界が良ければ遠くは種子島まで見えるらしいのだが、今日は霞んでいて残念ながら見ることが出来なかった。

自然石展望台 ツツジ系の花

尾根道のアップダウンを進み、途中には巨大倒木根株(どれか分からなかった)やツツジ系の花を見て枯木岳につく。
ここには三角点がある。展望は望めない。
また、その先にはアケボノツツジ?のような花も見られたが‥遠くだったので確かではない。

枯木岳 アケボノツツジ?

枯木岳から分岐まで道は急に下っていく。まあ〜尾根道だからしかたないけど‥「せっかく上ったのに〜!」って感じです。帰りは逆に上りになるのだからね〜。
オレンジ色の番号札も「100番」まで進み、分岐に出合う。ここでは登山道北口からの北口コースと合流して、ここから山頂までピンク色の番号札に替わる。
アップダウンを繰り返しながら序々に高度を上げて山頂へと登っていく。

分岐 分岐から山頂までの登山道

途中には「テーブル岩」もあるが腰掛けることは無く前進!
入口から1時間ちょっとで稲尾神社がある山頂に到着した。(ちょっと飛ばし過ぎたかな‥)
山頂一帯は狭く、展望も望めません。赤い小さな鳥居や祠があります。記念撮影した後にすぐ下山する。

テーブル岩 稲尾神社(山頂)

下山後、予定よりも時間が早かったのでビジターセンターに寄ってみた。
いろんなオブジェなども見られ勉強になる。管理人さんが一人居て、いろいろ教えて貰った。
この山にはツチトリモチやヤッコソウもあるみたいで、その模型も展示されている。1/2500の地形模型(上の写真)は凄いです。

時間はAM11:30。次の山「甫与志岳」へ向かう。




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