開聞岳 924m              2009.12.26


菜の花が咲く池田湖より開聞岳を望む 


昨夜は道の駅「喜入」にて車中泊。夜中に雨が降っていたが幸い朝には止み、今朝は晴れていた。
でも風はあって、いささか冷たい。

薩摩の山巡り2日目、本日は開聞岳に登る。
朝7時に起床。道の駅「喜入」から国道226号線、県道28号線を通って向かう。
途中寄った池田湖では菜の花が咲いていて、その向こうには開聞岳も見えてました。立派な円錐形です。

池田湖に来たのは中学の修学旅行以来!何十年ぶりだろうか。イッシーはいるのかな?

国道226号線を横断して直進、「開聞山麓ふれあい公園」目指して道を上がっていきます。

池田湖のイッシー像 信号がある交差点を直進。前方には開聞岳

8時過ぎには「ふれあい公園」の駐車場に到着。
お店の前には登山者記帳所があり、記帳して出発です。

ふれあい公園 お店の前にある登山者記帳所

  コヨーテの歩行時間

   コースとタイム 

  08:33 ふれあい公園   
  08:41 2合目
  08:50 2.5合目
  08:54 3合目
  09:04 4合目
  09:18 5合目
  09:30 6合目
  09:43 7合目
  09:56 8合目
  10:11 9合目
  10:25 山頂

  10:41 下山開始
  12:19 ふれあい公園

ふれあい公園のお店横から階段を降り、広いグランド?の中を横切って桜並木の道に出る。
その並木道を上がっていくと「2合目」があり、ここから本格的な登山道が始まる。

最初はゆっくり、やや薄暗い中登って行きます。まだまだ余裕!
10分ほどで「2.5合目」に着く。

2合目。これより本格的な登山道に入る。 2.5合目

単調な上りが続く。周囲は自然林に囲まれてて‥植林の中よりは良いが、展望が全く望めない。
花もこの時季は見られず、やや道にも飽きてきました。

3合目 4合目

5合目くらいから木段が出てきました。この階段は、屋久島の宮之浦岳に登った時にも同じような階段を見たなぁ〜

開聞岳は南薩3山の一つで独立峰。「薩摩富士」とも呼ばれている。
まあ、〇〇富士と付く山は円錐形の山でたいがい登るにはキツイ山である。
開聞岳の場合、登山道は渦のように時計回りに山を巻くようにして上がっていく。

5合目

火山礫などの石がゴロゴロと転がっている登山道。上りにくいです。

ゴロゴロと転がっている火山礫 6合目

大きな石もゴロゴロしてきました。道も所々すべりやすい。
7合目を過ぎて左側にはやっと眺望が望めるようになってきました。

7合目

岩もゴロゴロ‥ここを進みます。
その先には仙人洞の洞窟もあります。

案内板には「孝徳天皇の頃、開聞岳北麓の「岩屋」にある観音堂は、山伏たちの修行所として諸国からの出入りが多く、開聞宮の社人たちも山伏となり、ここから修行に出かけていたようです。この洞窟は、開聞岳が噴火したときに溶岩がせりあがってできたもので、これら山伏たちの修行の場として使われ、「仙人洞」という名前が付けられたといわれています」と書かれている。
また「杖・木切れ等の投げ込み禁止」との注意書きもある。ん‥?









仙人洞

8合目、9合目‥山頂はもうすぐです。時間が早いせいか、ここまで誰もまだ会っていません。

8合目 9合目

9合目を過ぎて展望も良く見えてきました。
それと同時に冷たい風もあたり、寒くなってきました。ハシゴを上がったところで防寒着を着用する

9合目を過ぎた登山道で見た眺望(ハシゴの先)。右には池田湖も見えます。

岩場をハシゴで上がります。上りも急になってきてます。
スタートして約2時間、山頂に到着しました。
展望抜群!でも本日は風があり寒いです。
実は年賀状用の写真作成で今回も手作りのトラの人形を持ってきていた。でも紙粘土で作った干支のトラは‥風で飛ばされそうでした。瞬時に撮影!何とか撮れました。

ハシゴを上る 開聞岳山頂

岩が多い山頂には2等三角点と新しい標示杭がありました。
暫くは山頂にいましたが、寒いので下山する。

上りでは殆ど登山者には会いませんでしたが、下りには多くの人とすれ違いました。
若い人から年配の人まで、外人さんにも!人気がある山だと思いました。

下山して「ふれあい公園」にあるお店にて「開聞岳登山証明書」を頂きました。

山頂にある三角点 登山証明書

このあと、時間があったので野間岳へと向かいました。
途中、国道226号線沿いにあるお店にて昼食をとりましたが、そこから見た開聞岳。
その美しい山容に改めて実感しました。



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