金峰山      2010.12.25


 


今月は忙しくて、なかなかプライベートで山に登る機会がなかったがやっと落ち着いたので思い切って鹿児島・薩摩半島の山々へ遠征してみた。

25日の朝に自宅を出発。下道をトロトロと南下して行き、お昼頃には阿久根市まで来れた。
本日のお泊りは、温泉施設がある道の駅「喜入」。夕方までに行けば良いので、それまでに一座は登ってみたい。
途中にある山で歩行時間が短い「金峰山」なら何とか登れそうだと考え寄ってみた。

国道270号線の道の駅「きんぽう」より少し手前の信号より左折して林道に入り、山手に向かって車を登らせる。
20分ほど上った峠の所に「金峰神社の駐車場」があり、ここからスタートする。

因みに「金峰神社の駐車場」へは反対側の林道からも行ける。
国道270号線をそのまま直進し、交差点より県道20号線に左折して暫く進むと「県道291号線と交差する交差点」より一つ手前の交差点より左折して直ぐ左側にとても立派な「きんぽう2000年橋」が見えてくる。その橋を渡り林道を上がって行くと「金峰神社の駐車場」だ。帰りはこちら側から下った。

きんぽう2000年橋 駐車場

金峰山は南薩3山の一つ本岳、東岳、北岳の3峰からなる山で霊山でもある。
駐車場を挟んで本岳と東岳、反対側に北岳がある。
ただ今の時刻は3時過ぎ。所要時間は3峰全部で1時間10分の予定していたが冬場は日が暮れるのも早いので少し駆け足状態で登った。

  コースとタイム  

  15:13 金峰神社駐車場   
  15:22 東岳
  15:32 本岳
  15:34 稚児の宮
  15:38 金峰神社
  15:42 駐車場

  15:47 北岳
  15:52 駐車場

まずは東岳、本岳へ
野鳥の森コースから入り、途中の分岐より東岳へと向かう。
先ほどまで降っていた雨も今は止んでおり、レインは着ていたが濡れることなく登れた。

東岳展望台へ(登山口) 野鳥の森との分岐

尾根に出合い左右の道との分岐となる。
「本岳」へは右へ進むが、先に「東岳」に行きたかったので左に曲がり尾根道を進む。
よく整備された道で駐車場から約10分ほどで文殊様が祭られている東岳に行けた。
東岳には東側展望台があり、ここからは桜島や開聞岳が見ることが出来る‥らしいが、残念ながら本日は天気が悪く
ガスが掛ってて何も見えません。

尾根。 東岳と本岳との分岐 東岳の文殊様

次は本岳へ。先ほどの分岐まで戻り、尾根道を進む。
山頂への分岐と標識があり、ここを上がっていくと本岳(一の嶽)につく。
因みに分岐から直ぐに「稚児の宮」へ向かう道もある。

誰も居ない山頂。東岳同様に展望は何も見えません。
山頂はそんなに広くはないが、立派な山頂の標識や二等三角点もある。

山頂への分岐 本岳

分岐手前より「稚児の宮」へ寄ってみた。
岩穴からは一年中水が滴り落ちているが、これは伝説によると
「大昔、釣り好きな少年が釣りに行って亡くなり、その子供を岩穴に祀ったところ、岩のふちから雫がたえず流れ落ちるようになった」また「これはその子供の死を悲しむ母親の涙とも言われている」‥と説明板には書かれてる。何とも悲しい話である。

下りはそのまま尾根道を降りていき、金峰神社を通って駐車場まで戻る。
鳥居より石段を下りていき駐車場に戻ってきた。

稚児の宮 金峰神社

残るは北岳!
登山口は駐車場から林道を挟んで向かい側にある。林道沿いにある登山口には林道開通記念碑が建てられていて、そこから上がるのだ。車へは戻らず荷物もそのまま北岳へ直行!
登山道はよく整備されているが階段は急である。

 北岳登山口



                          山頂へ上がる階段

一瞬山頂が分からず通り過ぎたが、妙見宮が祀られている「ここ」が北岳の山頂である。
木々の隙間からは先ほど登った東岳、本岳が見えてました。

北岳山頂と妙見宮

北岳から見た東岳、本岳

今夜は道の駅「喜入」まで行き車中泊。明日は開聞岳に登る。

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