2010.04.10
縦走路から見た越敷岳
久しぶりに連休が取れたので遠征してまだ登ったことが無い越敷岳・緩木山へ行ってみた。
朝4時前に自宅を出発!日田から黒川へと南下して国道442号線を竹田へと車を走らせる。
途中より久住の「牧の元」から南下しても良かったのだが、朝ごはん、昼食の弁当を買ってなかったので竹田市内まで足を伸ばす。
竹田市内のコンビニでお弁当を買い、今度は国道57号線、県道8号線を通り田原方面へと進む。
県道695号線と丁度交差する四つ角より左折して緩木神社へと山手方面に上がっていく。
途中より林道と出合い、そのまま直進すると緩木神社前を通る。越敷岳・緩木山の登山口はこの先の「宇目小国林道」を横断した先にあるが、車はこの緩木神社前の広場に置いてスタートすることにした。
県道8号線の田原バス停の先より左折(右は県道695号線) | 緩木神社 |
ルートは登山口より先にある分岐にて最初に越敷岳へ上り、縦走路を経て緩木山へとぐるりと反時計周りで戻るコースをとった。
コースとタイム 08:03 緩木神社 08:10 登山口 08:15 分岐 08:39 林道終点・取付き 08:42 仙人枕 09:52 御聖洞 09:18 縦走路分岐 09:25 山頂直下の大岩(分岐) 09:35 越敷岳 09:42 09:50 縦走路分岐 10:18 四等三角点(長尾) 10:33 祖母山分岐 10:50 高城山? 11:22 緩木山 11:33 12:12 林道終点・取付き 12:36 登山口 12:49 緩木神社 |
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注意 本文中の地図は説明しやすくするためにコヨーテ本人がGPSのデータをもとに作成したものでありますが 多少の誤差はあります。またコースタイムには個人差があるため正確にしりたい方は国土地理の地図や他の資料をお勧めします。 |
登山口には登山届のBOXや色んな花の写真もたてられている。
まだ8時と早いせいか他に登山者の車は止まっていなかったが、そのうち、熊本から次回グループで登るので下見に来られた夫婦と会う。逆から周られてて後で緩木山手前で再び会いました。
登山口から少し進むと分岐があり直進すると緩木山であり、最初に向かう越敷岳へは右側の林道を進む。周回して再びここに降りてきます。
登山口 | 分岐。越敷岳へは右に曲がる |
私は九州百名山の山に初めて登る時には、あるHP(百名山のレポが詳しく書かれている)を見て登っている。
今回はバタバタと来たので予習はそこそこに、そのHPをプリントして見ながら登った。行く先には「林道終点・取付き」とその右側には「砂防ダム」がある‥はずだ。
‥が、林道途中で道が分れ左に進むとちゃんと右側に砂防ダムがあった。ここが林道終点かな?でも写真と違うなぁ〜道らしき登山道も無いなぁ〜
とりあえず砂防ダム横から何となくある道を上がって行くと再び林道に出た。
「うっ」‥先ほどの分れた右側を進むべきだったみたい。
再び林道を進む。先方でガサガサという物音!鹿がピョンピョンと駆け上がって行くではないか。その後も鹿の泣き声がずっと聞こえていた。
やがて林道終点・取付きに到着。ここから登山道へと入る。
ちゃんと右側に砂防ダムがある。ん‥何だか写真と違うなぁ〜その後も写真と違う所を通り登っていく。
早く気付くべきだった。なんてこと無い。そのHPは先に反対側の緩木山に登ってて私は緩木山へ案内を見ながら越敷岳を登っていた。一人笑ってごまかす。
登山道途中にある仙人枕。横長い大岩である。枕にしてはデカすぎるんじゃない?よほど大きい仙人だったんだろうなぁ〜
林道終点・取付き 仙人枕 |
早朝、車で移動中の時にはまだ雨がパラパラ降っていた。山の方を見てもガスが少し掛っていた。レインを兼ねてゴアテックスの防寒着を着て登ったのだが‥そのうち天気は回復!縦走路を進む頃には晴れてきて防寒着は単なる荷物になってしまった。上りも段々と急になっていく。途中で「おばけ」みたいな木や巨木にも出遭う。面白い。
「おばけ」みたいな木 |
ゴロゴロとしたガレ場の斜面をも登る。
そこから斜面を上がっていくと御聖洞に着く。洞穴のようで修行場の跡のようだ。
ガレ場の斜面 | 御聖洞 |
開けた空間に出合う。あちこちの倒木には苔?が付いていて何とも言えない違う世界に入り込んだような気分。‥かな。
やがて縦走路へと出合う。緩木山や祖母山はここから縦走路を左へ、越敷岳は右へ行く。
高森町からの道と合流し、その先には山頂直下の大岩に出合う。山頂へは左右どちらからでも周って行けるようだが‥右側の道が素直そうなので右から登る。帰りに反対側から降りよう‥と思ったが、山頂から反対側には二つ道があり迷いようだったので
同じ道をまた降りちゃった。
縦走路(分岐) | 山頂直下の大岩(分岐) |
神社から1時間半ほどで越敷岳に到着。
山頂広場はそんなに広くはないが眺めは雄大で素晴らしい。松の木の側には祠もある。
少し雲も掛かっていたが阿蘇も見えます。また同じく山頂からは、まだ登ったことが無い国見岳?も綺麗に見えてました。
越敷岳山頂 | 国見岳? |
因みに九重方面(北側)が曇ってて見えませんでした。
九重方面(北側) |
国見岳方面(南側) |
一休みしたのちに今度は緩木山を目指す。先ほどの縦走路分岐まで戻り、縦走路を東へと進む。
日差しも強くなり顔が暑い!焼ける!途中でアセビの花も見つけました。
縦走路 | 縦走路で見つけたアセビの花 |
アップダウンを繰り返しながら縦走路を進んでいく。景色は雄大!ダイナミック〜
縦走路 |
途中には四等三角点(長尾)もありました。
縦走路・祖母山分岐。これより左に下る。縦走路をそのまま先に進めば祖母山へと通じる。久しぶりに登ってみたいなぁ〜
四等三角点(長尾) | 縦走路分岐 |
登山道を下って行く。そのまま緩木山まで下りが続けばいいのだが‥途中にはピークもあり。
満開の山桜?が咲く場所があり。とても綺麗です。この辺には何本かありました。
あとで分かったのだが‥途中には高城山というピークもあった。
山桜?が咲く登山道 | たぶん高城山(付近) |
ヒノキの木々の中をグーと下ったかと思うと緩木山へのラストの上り。(何で下るのよ!)
縦走路から緩木山までの登山道にアケボノツツジがちょこっと咲いているのが見えた。早いですね。
緩木山直下の分岐から少し上ると山頂へ着く。
実は縦走路から山頂へ行くのに何処をどう間違ったのか‥この分岐を通らなかった。お陰で‥帰りの緩木山登山口に下る道へは「この分岐」を見つけないと迷いそうだったので、必死で分岐を探しました。焦った〜。
アケボノツツジがチラホラ咲いてました | 山頂直下の分岐(緩木山登山口側から見た)左側上りは山頂へ 右を進むと縦走路へと向かう |
緩木山山頂に到着。山頂には三等三角点がある。
プレートは半分に割れていたので、くっつけて記念撮影する!(これを持たないと何処の山頂か分からん)
時間はまだ正午前。昼食は下山して取る事にして降りることにした。
杉やヒノキの植林の中を一気に下っていきます。傾斜も急です。
これを逆に上るとしたら結構な急登だ!「決してゆるくない緩木山だ〜!」
途中分岐が二つあり。最初の分岐は「元宮」へ行く道。
緩木山山頂 | 登山口側から見た元宮との分岐(緩木山へは右へ進む) |
更に下っていくと緩木山側の林道終点・取付きに出る。
ここから登山口まではひたすら林道歩き。40分ほどで登山口に着いた。
歩行時間は約5時間
植林の中の急登を下る | 林道終点・取付き |
本日出会った花たち
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