2005 九重のミヤマキリシマ   06.04   05.06.04 

今年は花の当たり年である。アケボノツツジ、カタクリ‥ホント綺麗でした。
そして今回、締めくくりとして残るミヤマキリシマを見に九重に登ることにした。
この時季登山者は多い。いくらか人が少ない赤川登山口から登るつもりで車を走らせていたが瀬の本高原付近で
霧が目立ってきたので急遽場所を変更!牧の戸峠に向かった。
6時頃に牧の戸峠に到着。辛うじて駐車場に車を止めることが出来た。

 コースとタイム  

 07:00 牧の戸峠
      星生山長者原側 
     ぶらぶら
 10:20 星生山山頂
 10:54 久住山避難小屋
 11:20 天狗ガ城
 11:36 中岳
 11:47 御池(休憩・昼食)
 12:00
 13:00 扇ガ鼻分岐
 13:16 扇ガ鼻
 14:30 牧の戸峠   
 注意 本文中には地図等が出てきますが、説明しやすくするためにコヨーテ本人がGPSのデータをもとに作成したものでありますが
      多少の誤差はあります。またコースタイムには個人差があるため正確にしりたい方は国土地理の地図や他の資料をお勧めします。

山はガスに包まれていた。沓掛山手前には展望の良い場所があり天気が良い時には「阿蘇五岳」が綺麗に見える
のであるが今朝は真っ白で何も見えない。扇ガ鼻方面も満開のミヤマキリシマでピンクに染まっているであろうが、
この時はまだ見ることが出来なかった。ただ登山道沿いには咲いて間もないミヤマキリシマが出迎えてくれた。

牧の戸峠登山口 濃いガスの中、ミヤマキリシマが多く咲く

登山道沿いにはドウダンツツジ、コケモモ、マイズルソウ、チゴユリ、そしてイワカガミもまだ咲いていた。
やがて西千里ガ浜まで来るころにはガスも晴れてきて、段々とピンクのミヤマキリシマに染まる山々が見えてきた。

途中で見つけた白いミヤマキリシマの花とチゴユリ

西千里ガ浜からまず星生山の登る。
星生山北側(長者原側)が満開で綺麗‥と聞いていたので尾根から少し長者原側に下ってみた。
ちなみに下った道筋は星生新道で大曲から星生山までちゃんとした登山道が続いている。(後で知った)
北側斜面は沢山のミヤマキリシマが咲いていて山肌はピンクに染まっていた。
ルートの半分くらいまで下るとピンクに染まった斜面と奥に見える三俣山がマッチして綺麗だった。
また、ここからは先ほど歩いたきた牧の戸峠からのルートが見える。ぞろぞろと登山者が列をなして歩いているのが
見える。それに引き換え「こっち」(星生新道)はパラパラ‥来年はこちらから登ろ〜かなぁ‥。

ピンクに染まる北側斜面から牧の戸ルートを望む。 ミヤマキリシマで満開の斜面、星生新道。


星生山北側斜面から。写真奥は三俣山

再び星生山尾根に戻り山頂へ。尾根沿いにはマイズルソウが沢山咲いている。
人も沢山!山頂にも多くの登山者がいて、山頂での記念撮影も難しそう!
少し休憩して尾根沿いを東に向かって進んで行く。
南側斜面は北側ほどは多く咲いていないが、中には濃い場所もあり久住山をバックにしたら何とも絵になる。

星生山南側斜面から見た久住山(奥)


久住分れから久住山に行くか?中岳に行くか?‥ちと考える。
ふと久住山を見ると人がいっぱい!おぞましい位沢山いる。平治岳や大船山の様子も知りたかったので中岳へ向かう。
天狗ガ城に登るとピンクに染まった三俣山や北側にはこれまた山頂が濃いピンクに染まった平治岳が綺麗に見える。
いや〜っ。ホント今年はミヤマキリシマ万歳である!

天狗ガ城から見たピンクに染まった平治岳と三俣山

このあと中岳に向かうが幾つもの集団が山頂に‥ごった返していた。
ここで昼食‥なんて無理である。何枚か写真だけ撮って御池に下り、ここで昼食をとる。
そう言えば御池に来るのは昨年の凍った時以来だ。久しぶりである。

天狗ガ城から見た中岳 御池から見た中岳

最後に扇ガ鼻に登る。
こちらも丁度ピークで山肌はピンクに染まっていた。山頂付近はミヤマキリシマだけでなくドウダンツツジも多く
満開で沢山の花を咲かせていた。

扇ガ鼻 ドウダンツツジ

牧の戸峠に帰る途中、沓掛山手前から渋滞に巻き込まれる。長〜い列が出来ていて時間が掛かった。
駐車場はバスや車でいっぱい!人もいっぱい!明日は山開きでもっと多いのだろうなぁ‥。

このあと小国にてキャンプ。夜、たくさんのホタルを見ることが出来ました。

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