2003.06.07
先週も九重に来たのだが8年ぶりに星生山の登山解禁という情報を得て、
いてもたってもいられず気づいた時には車で九重に向かっていた。
この日天気は良く絶好の登山日和であった。
しかし同じ事を考えていた人たちも多いらしく、6時半に牧の戸峠に着いたときには
駐車場はすでにいっぱいであった。
コースとタイム 07:00 牧の戸峠 07:20 沓掛山 08:40 星生山(朝食) 09:50 久住分れ 10:15 久住山 10:45 稲星山 11:30 中岳 11:50 御池(昼食) 12:37 久住分れ 12:55 西千里ガ浜 13:25 扇ヶ鼻 14:25 牧の戸峠 |
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注意‥ 本文中には地図等が出ていますが、説明しやすくするためにコヨーテ本人が作成したものであり 縮尺、方角等は正確ではありません。またコースタイムには個人差があるため、正確に知りたい方は 国土地理の地図や他の資料をお勧めします。 |
朝食を取る間もなく出発!
先週山開きになったばかりの九重、ミヤマキリシマの咲く時季ともあって登山者は多い。
朝7時というのにもう登って戻ってくるひとたちもいた。
沓掛山を越えたころ右側にはピンクに染まっている「扇ガ鼻」が見える。
先週登った平治岳に引けをとらないほど見事にミヤマキリシマは咲いていた。
そして「西千里ガ浜」手前より左へ‥と「星生山」目指して登っていった。
沓掛山を越え、先へと進んで行く | 道沿いに咲いていたミヤマキリシマ |
硫黄山噴火により登山禁止となっていた星生山だったが8年ぶりに登山解禁となり山頂まで
登ることが可能となった。
入口では「立入り禁止」の立札らしきものが倒されていた。
尾根づたいに西から東へと登って行くが険しい場所もあった。
辛うじて昔のロープが残っている所もある。
でも思ったほどは荒れてなく山頂へと進むことが出来た。
道は他に「西千里ガ浜」から登る道、「久住分れ」からも登れる。
多くの人は「西千里ガ浜」から登っていた。
星生山、西の登り口 | 湿原 |
段々と山頂が近づくにつれ興奮さえしてきる。もうすぐだ!
直下には湿原が散在しているのが見える。
また道筋には時期的には遅い「イワカガミ」の花が一本咲いていた。
初めてこの花を見れたので感動!今日はいい事づくしだ。
イワカガミ | 星生山尾根筋 |
嗚呼!感動の星生山!
星生山山頂到着。
思った以上に山頂から望む景観は素晴らしい。
直下にモクモクと噴煙を上げる硫黄山が本当に間近に見えるのだ。硫黄の匂いもする。
山頂広場では結構人もいて弁当を食っている人もいた。
私も硫黄の匂いを「おかず」に朝食をとった。
星生山山頂(1762m) | 噴煙を上げる硫黄山と後方の三俣山(山頂より) |
とりあえず本日の目標は達成した私は時間と体力が続くかぎり他の山を登ることにした。
前回、久住山と中岳は登ったが、その先の稲星山は登ってなかったので
そのまま尾根筋を進んで「久住分れ」に下り、久住山そして稲星山に行くことにした。
星生山。東側登山道より。 | 西千里ガ浜が見える。 |
扇ガ鼻から見た星生山 | 星生山から久住分かれに 下る途中から見た久住山(右) |
久住山頂はやはり人は多かったが稲星山には殆んどいなかった。
ここまで来る人は少ないだろう。
山頂広場は広く景観も良い!薄っすら霞んでいたが大船山や平治岳も見れた。
ここから中岳へと進み、今回は「天狗ガ城」に行かず「御池」に降りて昼食。
帰りに扇ガ鼻にちょっと寄って牧の戸峠に戻った。
稲星山山頂(1774m) | 扇ガ鼻(1698m) |
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