倉 岳    682m                       2009.02.04


 次郎丸岳から倉岳方面を望む


倉岳は天草諸島の中では最高峰の山でもあり九州百名山の一つでもある。
午前中に太郎丸岳、次郎丸岳に登ったが、時間に余裕があったので倉岳もハシゴして登ることにした。

倉岳山頂までは残念ながら?山頂まで車で行ける。
倉岳町から林道が山頂まで伸びていて9kmほど上がって行くと山頂直下の広場(登山口)に行く事が出来る。
その登山口から山頂までは20分ほどで行けてしまう。

これじゃ歩行時間も短すぎるし面白くないので、そこから2kmほど林道を進んだ「カヤツマル展望台」からスタートすることにした。

 13:02 カヤツマル展望台〜13:27 登山口・駐車場(昼食) 13:40〜13:47 倉岳山頂
 〜13:58 登山口〜14:24 カヤツマル展望台
注意 本文中には地図等が出てきますが、説明しやすくするためにコヨーテ本人がGPSのデータをもとに
    作成したものでありますが多少の誤差はあります。またコースタイムには個人差があるため
    正確にしりたい方は国土地理の地図や他の資料をお勧めします。

平日という事もあってか‥カヤツマル展望台には車も人も居なかった。(‥と言うか、ここまで来る林道でも車1台もすれ違わなかった。)
展望台からの眺めは良く、方角は良く分からなかったが海も綺麗に見えてました。
午前中はとても暑かったが、午後になると少し冷たい風も感じるようになり、やや肌寒くもある。
簡単な昼食を積んで出発する。

カヤツマル展望台と駐車場

案内板に従い山頂へ向かう。2kmほど離れた展望台からのスタートにはしたものの道は全て舗装された林道である。
道沿いにはまだ花も無く、何とも物足りない歩行でもある。
ただ気になっていたのは、ここまで車で来る途中に目に入った「イノシシ注意!」の看板である。
それも1つや2つではない。結構たくさんの看板が立てられていたのである。
本当は近くの矢筈岳にも寄り、一部舗装されてない道も通って倉岳に行く事も予定していたが‥正直ビビって!安全な?道を選ぶ。

カヤツマル展望台の入口 林道分岐

舗装された林道をひたすら進むと、先ほど車で通った広場に到着。ここが登山口でもある。
鳥居をくぐり石段を上がって行くと倉岳の山頂に着く。
とりあえず広場にて朝食をとる。広場のベンチからの眺望も良く、麓の宮田の町や五所浦島も見渡す事が出来る。

広場(登山口) 登山口

倉岳の山頂には倉岳神社の祠がある。登山口の鳥居を過ぎ、周囲のバンガローを見ながら石段を上がっていく。
石段は緑色の苔?が付いてて何とも滑りやすい。
実は、この石段(登山道)と並行して左側には車も通れる道が上まで伸びている。この滑りやすい石段を下るには‥ちと怖いものを感じたので帰りは車道を通って下った。

山頂には広場(展望所?)があり、展望も素晴らしい。

先ほど登山口の広場で見た宮田の町や五所浦島、反対側には次郎丸岳方面も綺麗に望める。
雄大で素晴らしい。

山頂からの眺望

その後、車を止めているカヤツマル展望台まで戻り、登山口の広場を経由して倉岳町まで下りる。
その広場まで車を走らせている時だった。何やら黒いものが林道を横切っていった‥イノシシである!「やっぱりいるんだ〜!」
広場にて丁度車で来ている人がいたので(地元の人っぽい)聞いてみると‥「うん!イノシシいっぱいいるよ〜!」と答えてくれた。
「やっぱりいるんだ〜!」

倉岳町には日本一大きな恵比寿像がある。ちょいと見に行ってきた。
恵比寿像は漁港のそばにあり、台湾花連産大理石で出来ていて、えびす座高はなんと!7mもある。デカイ!

その後、「有明たこ街道」にある「道の駅」(有明)にて車中泊して翌日帰宅した。

倉岳町の日本一大きな恵比寿像 「道の駅」(有明)の前にあるタコ像

トップページへ      山登り総目次へ