経 ヶ 岳 1075.7m



黒木から経ヶ岳、金泉寺へ  2008年03月09日


マンサク観賞をしに「山馬鹿さん」と黒木から経ヶ岳に登る。
今年は昨年よりも花の開花が遅いようでマンサクの花も少ししか咲いていなかった。

コースとタイム
08:20 黒木〜大払谷〜09:34 つげ尾〜10:05 経ヶ岳 10:15〜10:45 平谷越〜11:18 中山越〜11:40 笹ヶ岳鞍部〜12:00 西岳〜12:12 金泉寺 12:51〜12:58 西野越〜13:51 黒木

今日は朝から天気が悪い。
午後から雨と天気予報は言っていたが大払谷を上がる頃にはもう雨も降ってきた。
ゴロゴロと岩がある大払谷のガレ場を山馬鹿さんは傘を差して登っていた。
つげ尾から山頂までの縦走路にはマンサクの木があるのだが、
まだ早いようで黄色い花を付けているものは見られなかった。
ラストの上りではやや凍結していたがアイゼンは付けず慎重に登る。

大払谷のガレ場 つげ尾からの縦走路

山頂ではマンサクの低木があり2〜3輪花が雨に濡れながら咲いていた。
少し休憩して多良岳方面に向けて縦走する。

経ヶ岳山頂 と 山頂に僅かに咲いていたマンサクの花

山頂から平谷越までの縦走路。下りの斜面も凍っていて流石にここはアイゼンを装着して下る。
ロープ箇所の岩場なんか特に凍結しててアイゼン無しでは滑り落ちそうで怖いものがある。
慎重にロープを使いゆっくり降りた。

山頂から平谷越に下る縦走路 凍結してます。

平谷越からの下りでもマンサクの木が幾つもあり、ここでは花咲かせた木が何本か見られた。
ただ雨も降っていて、ドンヨリ曇った空をバックに咲く黄色い花は目立たない。
写真を撮ってもよく写らないし綺麗ではない。
中山越まで来て、そのまま下るか進むか検討したが多良まで進む事にする。
マンサクの花は咲いていたが‥ 中山越

笹ヶ岳では名の通り笹が沢山見られる。
ここではマンサクの花が間近に見られ、殆どがまだ蕾ではあったが
中には雨にも濡れながら元気に咲いているものもあった。

笹ヶ岳と少し咲いていたマンサクの花

以前雨も降っていたので金泉寺分岐より多良岳へは進まず金泉寺へ向かう。
ここで雨宿り&昼食をとり、その後は西野越経由で黒木へ下山した。
途中にはオオキツネノカミソリの群生地もあり、たくさんの葉が出ていた。

金泉寺 オオキツネノカミソリ群生地

奥平谷から経ヶ岳へ   2008年02月17日

来月のマンサクの開花を前に下見を兼ねて久しぶりに経ヶ岳へ登る。
ルートは初めて佐賀県側の奥平谷キャンプ場からの出発とする。

コースとタイム
08:27 奥平谷キャンプ場登山口〜08:49 林道〜09:00 馬ノ背〜09:49 平谷越〜10:06 経ヶ岳 10:24〜10:45 平谷越〜11:08 馬ノ背〜11:40 登山口

今朝は風も出てて寒い。前日登った井原山では登山道も凍結していたので、
ここ(経ヶ岳)も凍っていると思われるのでアイゼンをザックに積んで上がる事にしたが案の定、道は凍っていた。

奥平谷キャンプ場の登山口は鹿島市内から国道444号線を大村方面に上って行き「平谷黒木トンネル」の手前にある。
私が着いた時、駐車場には車が一台も無かった。
「まだ朝早いからかな〜」とも思ったが、結局このルートは「経ヶ岳」までの往復で誰も会うことは無かった。
平谷キャンプ場の入口より登山道を上がっていく。

国道444トンネル前の平谷キャンプ場・登山口 分岐、左は経ヶ岳へ 右はキャンプ場

谷沿いの登山道を上がっていくとやがて林道に出合い、その林道を横断して再び登山道を上がる。
植林帯の上がっていくと稜線の馬の背に出るが、この辺になると雪も目だってきた。
稜線を右に上がって行き一つ目のピークの所で凍結もしてたのでアイゼンを付ける。

林道出合い 馬ノ背

アイゼンを付けたら凍結した斜面も楽々!
でも所々凍結していない岩場などもありアイゼンを取り外したり付けたりの繰り返しだった。
途中、「千年樫」と呼ばれている大きなアカガシの巨木が見られる。

千年樫 雪化粧の登山道

ロープが付けられているガレ場を通り過ぎていくと主尾根の鞍部の平谷越に着く。
ここは分岐でもあり直進すると金泉寺、多良岳方面へ通じる。経ヶ岳はここを右に進む。
経ヶ岳山頂までの縦走路はヤセ尾根、ロープがある岩場などに遭遇する。
特に岩場の斜面では凍結していてアイゼンなしでは怖いものがある。
平谷越 凍結したロープ箇所

経ヶ岳山頂では冷たい風があって寒い!
ここで昼食を考えていたが、とてもゆっくり出来そうに無かったので
写真だけ撮って元来た道を引き返す。
視界はまずまずで南側正面には五家原岳、やや左側には多良岳も眺望出来た。

経ヶ岳山頂 と 眺望(多良岳)


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