2007年度のカタクリの花   04.28


2年ぶりに京丈山へカタクリの花を見に行った。
今年は暖冬で花の開花が早いと言われていたので「もしやカタクリも」と思って登ったのだが、2週間前にも雪が積もってたせいか開花にはまだ早いようだ。

それでも山頂までの登山道沿いに3株、山頂付近に3株の計6つのカタクリの花を見る事ができた。

今回も2年前と同じ「ワナバ谷ルート」を登る。
柏川ルートも考えてたが今年も登山口までの林道が通行止の為行けない。
でも私はこの「ワナバ谷ルート」が大好きである。渓流沿いの登山道では新緑が綺麗!
石灰岩がゴロゴロしてて崩壊している箇所もあったが、何だか井原山の水無にも感じが似てて楽しい。

   コースとタイム  

   07:00 ワナバ谷登山口到着   
   07:30 出発
   08:39 最後の水場
   09:47 鞍部(広場)
   10:05 カルスト地形
   10:20 山頂
   11:11 山頂出発
   13:15 登山口
注意 本文中には地図等が出てきますが、説明しやすくするためにコヨーテ本人がGPSのデータをもとに作成したものでありますが
多少の誤差はあります。またコースタイムには個人差があるため正確にしりたい方は国土地理の地図や他の資料をお勧めします。

ワナバ谷の登山口に着いた時にはまだ車は1台も止まっておらず私が一番だった。
準備して登り開始!一眼レフなどカメラ3台をザックに積んで登る。
登山口から川の左岸を少し上がるとやがて橋があり、ここを「おそるおそる」渡る。
暫くは右岸を上がっていく。白い石灰岩がゴロゴロしてて滑りやすい斜面もある。
2年前もやや荒れていたが、今回も荒れた場所があちこちにあった。

登山口 橋を渡る

新緑が綺麗だ。ゴロゴロと転がっている白い石灰岩が新緑の「青さ」を引き立てているようだ。
渓流沿い登山道には井原山にも見る花々が「ここ」でも多く見られた。
ニリンソウ、ヒトリシズカ、ジロボウエンゴサク、ラショウモンカズラ、トウゴクサバノオ、ヒメレンゲなどなど‥

新緑が綺麗 石灰岩の道は脆い

最後の水場を過ぎ、登りもやや傾斜が高くなっていく。
自然林の中を巨木なども間近見ながら段々と高度を上げていくとやがて尾根に出る。

尾根に出て暫く上っていくと登山道沿いにはカタクリの葉が!そして本日最初のカタクリの花を発見!
2年ぶりに見たカタクリの花!可憐で美しい花である。

京丈山のカタクリは隣の雁俣山の群生地よりも高度が高い位置にある為、雁俣山よりも遅く咲く。
あとで分かったことだが「この日」雁俣山では丁度、カタクリの花は見頃だったとか‥。
‥と言うわけで京丈山のカタクリは少し早かったようで、花も少ない。
それでも山頂までに2本、咲いているカタクリの花を見つけることが出来た。

倒れた巨木の上を進む 石灰岩のカルスト地形

石灰岩の群落は迷いやすい 山頂



今回見つけたカタクリの花たち







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