2004.02.21

幸福の黄色い花「福寿草」(フクジュソウ)を求めて仰烏帽子山に行ってきました。
仰烏帽子山(のけえぼし)は熊本県の九州山地にある山で福寿草が沢山咲くことで有名な山である。
初めて出会うこの花にワクワクさせながら車を走らせた。

 
 コースとタイム 
 
 08:15 元井谷登山口 
 09:10 仏石分岐
 09:20 仏石
 09:30 群生地
     福寿草観賞・撮影 
 11:15 群生地出発
      仏石
 11:50 仏石分岐
 12:20 仰烏帽子山山頂
     昼食
 12:45 山頂出発
 14:30 元井谷登山口
 

朝3時半に自宅を出発。五木村から県道25号線に入る道が分からず40分ロスしたものの8時頃には元井谷登山口に到着した。
登山口付近は道路工事?をやってて車を停める駐車場もなく道沿いの路肩に駐車。
早く来たからいいものの時間が遅かったら車の駐車確保も大変だったかも。
準備して登山開始!

元井谷コース登山口 元井谷。ガレ場を登って行く。

仰烏帽子山には、この「元井谷コース」と「椎葉コース」があるが、元井谷に福寿草が見れる事、また今回初めてと言う事もあって前者のコースを選んだ。
登山口から元井谷沿いを登っていく。
登山道に入ってすぐ黄色い花一輪発見!福寿草第一号。
コース沿いにはロープが張られていて遠くからこれを見る。
谷沿いは水が流れていなかったが、やや登りのガレ場を上っていく。この辺にはまだ雪が残っていた。
よく見ると道沿いに福寿草の「蕾」があちこちあるではないか‥。
人によって返答が違ったが、この辺は来週または再来週が身頃らしい。
「ひょっとしたら午後、下山する時に咲くかな?」
‥とこっちの群生地は後で期待するとして「最大の群生地」に向かった。

元井谷コース。雪が残ってます。 もうすぐ咲きそうです。

仏石分岐から右に曲がると山頂に行くのだが、左に曲がって先に群生地に向かった。
一つのピークを過ぎると右手に小高い山「仏石」が見えてくる。
この分岐から先の道は椎葉谷川登山口から来た道である。
ここから左手の山に登っていくと最大の群生地だが‥この辺で沢山咲いている福寿草を見つける。
「すげー」。張られているロープから身を乗り出して写真を撮る。
でもここで満足してはいけない。まだ先があるはずだ‥と先に進む。
そして群生地!感動です!
こんなに沢山咲いているとは‥来て良かった。

福寿草

福寿草は太陽に向かって咲く花である。順光で撮影は少し難しい。
太陽を背にして撮影なので本人やカメラの影が掛からないように注意した。
この日カメラ泣かせの風が吹いていてリバーサルフイルムでの撮影に手こずった。

奥の方にはロープが張られていなく目の前での撮影も可能だった。
いっぱいあり過ぎてどれを撮っていいか迷うくらい咲いていた。
自然いっぱい!鹿と思われる頭蓋骨も花の中に見つけた。

2時間くらい群生地で観賞して下り、仏石に登って展望を楽しんだ後、
元来た道を引き返して「仏石分岐」から山頂に登った。
ヒノキの植林の中の登山道を進んで行く。
右側にはカルスト地形かな?白い岩の群集も目立つ。

仰烏帽子山山頂到着

山頂広場はそんなに広くはない。晴れていたら市房山、遠くには韓国岳も見えるらしいが霞んでいて見えなかった。


            
                ヒノキの植林の中の登山道

  仏石。裏側から登れます。

登山道沿い。雪があちこち残ってます。 仰烏帽子山山頂。

下りは雪も解けてて道はベチャベチャ状態で滑りやすかった。
元井谷では朝、蕾だった福寿草が開花していた。
期待していた朝の蕾も形良く咲いてました。
中には僅かに残っていた雪の中から咲いているものもあった。

朝、蕾だったものも見事に咲いてました。 雪の中に咲いていたもの。やらせではありません。





最後にコヨーテも一緒に記念撮影!





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