南アルプス・北岳 3.163m               2008.07.18−20 


 大樺沢にて


アミューズトラベルのツアーにより初めてアルプスに行った。
今回登った山は日本第二の高峰「北岳」である。天気にも恵まれて素晴らしい登山となった。

1日目(移動)

07:50 福岡空港 ⇒ 09:40 中部国際空港 =バス(名神/中央自動車道)=仙流荘 14:10〜(南アルプス林道バス)〜
北沢峠 15:30〜(南アルプス市営バス)〜16:00 広河原・(広河原山荘泊)

朝、福岡空港に集合、航空機を利用して名古屋まで飛ぶ。
名古屋からは旅行会社がチャーターした貸切バスにて高速にて伊那市の仙流荘まで向かう。

実はこの日の名古屋はしっかり雨が降っていた。この連休の天気は大丈夫であろうか‥とても心配であったが、仙流荘に着いた時には幸運にも雨も止み晴れてくれてました。良かった〜。

ここから登山口がある広河原までの林道は一般車両が通れない為、貸切バスを降り林道バスに乗り換えるのであった。
狭い林道をのびのびとバスは上がって行く。ツアーの人数が丁度一台分なので貸切状態です。運転手さんも道沿いに咲く花や周囲に見られる山々を説明してくれるので、まるで観光バス気分で楽しいものだった。
バスからは九州では見られない花々が林道沿いのあちこちで見られるし、仙丈ガ岳が!甲斐駒ガ岳!まあ〜スケールのデカサに登る前から感動もので‥倒れそうなくらいだった。

北沢峠にて再びバスに乗り換える。北沢峠は伊那市と南アルプス市との境界にある為に、ここから先の広河原までは同じバスでは行けませ〜ん。次のバスまで暫し時間があり、トイレに行ったり写真を撮ったりで時間を潰す。
また、ここは仙丈ガ岳と甲斐駒ガ岳の登山口でもある。

仙流荘の側にあるバス乗り場 北沢峠。ここでまたバスを乗り換える

再び貸切状態のバスにて野呂川沿いをバスは上がって行く。
そして仙流荘から約2時間で広河原に着いた。丁度つり橋の前でバスは止まってくれて皆さん下車。本日宿泊する広河原山荘には、この「ゆらゆら」揺れるつり橋を渡って行くのだ。橋の手前からややガスが掛ってはいたが明日登る北岳の山容が見えていた。
おーっ!雪渓が見えるぞ〜!ワクワク、ドキドキである。

広河原からは北岳が見える。 広河原山荘・登山口にはつり橋を渡る

夕食までは明日の準備をしている方、コインシャワーを浴びる方、麦酒を飲んでいる方、皆それぞれ。
携帯は林道バスに乗り換えた時から既に圏外なのでメールも電話も出来ません。(公衆電話はある)。
夕食は一階の食堂?にて皆で頂く。思ったよりご馳走!(もっと簡単なカレーライスかと思った)しかもワインまで付いていたのでビックリだった。少食の私は御飯こそはお代わりはしなかったがスープは2杯飲んだぞ〜。
(実は出発前夜、お腹を壊していて‥昨夜は苦しんでいた。1日目は薬を飲んで抑えてました)

夕食後にリーダーから明日のルートについての変更を聞かされる。
本来のルートは大樺沢を左俣コースで上がり、八本歯のコル、八本歯尾根分岐を経て北岳山荘に泊まる予定にしていた。
ところが今年は雪渓の雪が何時もよりも多く残っていて、落石の危険があるのでツアーとしては安全なルートに行くとの事。
右俣コースを上がり北岳肩ノ小屋を経て北岳山頂に登頂、下って北岳山荘に宿泊。翌日は同じルートをピストン‥に変更となる。

だが‥
参加者の中からは北岳山荘までのピストンは疲労が大きいとの非難もあり、
結局、翌朝になって再度ルートの変更!右俣コース〜肩ノ小屋〜北岳山頂まで上がり、その日は北岳山荘でなく肩ノ小屋に宿泊にする事になった。

今夜は布団一枚にゆっくり一人で寝る。明日の小屋では宿泊者が多く、ぎちぎち状態で寝れないと聞いていたので、今夜はしっかり寝ておくことにした‥がワクワクして寝れないなぁ〜

広河原山荘 山荘での夕食。ワインが付いてます。




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