ハートストーンを見に普賢岳へ   2005年09年17日(土)  7名で登る

朝10時に福岡を出発。大宰府ICから高速に乗り、午後1時前には集合場所の雲仙ゴルフ場の駐車場に着いた。
今回は山馬鹿さんからのお誘いを受け普賢岳のハートストーンを見に登ることになった。普賢岳は昨年に紅葉の時季以来の一年ぶりである。
メンバーは前回の九千部岳で一緒だった「そよかぜさん」「ナースさん」「Aさん夫妻」そして鹿児島からエリアスが参加。
皆が集まったところで車にて仁田峠へ移動、ここで準備して出発する。

コースとタイム
13:17 仁田峠〜14:21 紅葉茶屋〜14:36 普賢岳 15:05 〜15:50 国見岳〜16:30 妙見岳〜16:55 仁田峠

登山道沿いには秋の花々が沢山咲いていた。まず目にしたのがソバナであちこちに咲いていた。
他にもフクオウソウ、ツクシミカエリソウ、アキノキリンソウそしてツルニンジンまでも咲いている。初めて目にする花ばかりで感動である。
ただ残念なことに山頂付近にはガスが掛かっていて普賢岳からは平成新山や下界は見えなかった。

仁田峠にはサブちゃんがいた。 ソバナ
ツクシミカエリソウ フクオウソウ

普賢岳山頂に到着。早速お目当てのハートストーンを探す。
山頂から平成新山の方向を見て、ゴロゴロしている岩の群落の中にポツリとハートの形をしたその岩はあった。
どれくらいの大きさだろうか?大きさを比較できる対象物がないので分からないが、幸せを運んできそうなハートストーンであった。
(幸福が中々来ないコヨーテいわく)
登る途中までは暑かったのだが、山頂では風も吹いていて汗で濡れたシャツが冷たかった。半袖の山馬鹿さんは寒そうだった。

普賢岳から見えるハートストーン
(マウスをのせると拡大した画像が見れます)
普賢岳で休憩
ガスが掛かってました。

前回とは逆周りのコースで次は国見岳へ。ここでもガスが掛かっていて眺望はあまり望めなかった。
初めて登ったエリアスさんには残念である。
この後、妙見岳を経由して車を置いている仁田峠に戻った。

国見岳から下る道。ガスが掛かってました。 ホタルブクロも咲いてました。

この日、私を含めて3名は「千々石青少年自然の家」に泊まる。ケビンを1棟借りてゆっくり寛いだ。
夜は登山研修を行う。明日登る九千部岳の予習をする。

夜、ケビンにて登山研修を行う。
宴会ではありません。飲んでますが‥



雲仙の紅葉   2004年10月30日

今回、雲仙に登るのは初めてである。
今冬は雲仙での霧氷を見たいと思っているが、その前に現地までの車の移動時間や道、そして登山道の確認などをしておきたいと思っていた。ならば紅葉の時季が一番ではないかと思って今回登ることとなった。

朝、自宅を4時前に出発!糸島峠、三瀬峠を越え途中、諫早手前で仮眠して8時前に池の原園地の妙見駐車場に到着した。駐車場には他に2組の登山者が駐車していて山口と長崎の五島から来ていた。そして五島から来ていた2人の男性と普賢岳まで一緒に登った。

コースとタイム
08:08 池の原園地〜08:30 仁田峠(10分休憩)〜09:24 妙見岳(妙見神社)〜09:40 国見別れ〜09:48 国見岳(20分程休憩)〜10:15 国見別れ〜10:26 紅葉茶屋〜10:47 普賢岳(昼食) 11:50〜12:00 紅葉茶屋〜12:28 仁田峠(紅葉撮影のため妙見岳側に登る)13:00〜13:17 池の原園地

出発時、天気は曇っていた。冷たい風が吹いていてちょっと寒い。駐車場の側には時季外れのミヤマキリシマが咲いていた。仁田峠までの登山道はしっかりしている。

池の原園地・妙見駐車場 駐車場に咲いていたミヤマキリシマ

仁田峠到着。来たのは小学校の修学旅行以来である。勿論ここまではバスで来て、ロープウェイで上の展望台まで行きました。その展望台まで今回歩いて登る。

仁田峠 妙見岳・国見岳登山口

周りの人は「紅葉は一週間先だね」と言っていたがロープウェイ乗り場(上)付近は綺麗に紅葉していた。ただ朝方は雲っていて日が射してなかったので美しさは半減していた。(写真は仁田峠に下山後、再度登って撮ったもの)
風が強く吹き飛ばされそうだ。

妙見岳の紅葉 鮮やかな紅葉だ!

ロープウェイの駅から少し登った所に展望台があり、これから登る妙見岳、国見岳、普賢岳が見渡せる。また平成新山も普賢岳の後方に初めて見ることが出来た。

前方はロープウェイの乗り場 妙見神社

妙見神社から国見別れまで尾根筋を歩く。この辺までの道はしっかりしてて眺望も抜群!観光気分で楽しめる。
だが国見別れから国見岳は傾斜がありロープ箇所も2ヶ所ほどあった。山頂手前では道沿いに笹が茂っていて朝降った雨で濡れている。山頂に着いた時にはズボンがビショビショになっていた。
国見岳の山頂広場は狭いが展望は素晴らしい。天気も良く視界は澄み切っていて経ヶ岳や遠くには背振山地、阿蘇も見えていた。

国見岳へ 国見岳 普賢岳へ向かう

再び国見別れまで戻り普賢岳を目指す。紅葉茶屋までは一気に下りとなる。国見岳の斜面は紅葉で綺麗だ!
てっきり「紅葉茶屋」って茶屋があるのか‥と思っていたら何もなく、ただの分岐点だった。
ここで80人ほどの高校生軍団と出合う。彼らは自分たちとは逆コースで登って来ていて普賢岳まではしっかり渋滞した。
登りは国見岳ほど辛くはない。

紅葉茶屋 山頂広場から。後方は妙見岳

普賢岳山頂到着。ここからの展望のダイナミックに圧倒される。
凄いの一言。天気も恵まれていてラッキーだった。平成新山の溶岩ドームが間近に感じられる。
暫らくは高校生軍団で山頂広場はごった返していたが、やがて静かになり展望を楽しみながら昼食をとった。
紅葉茶屋から仁田峠までの登山道もしっかりしてて紅葉した道が美しい。絵になる景色だ!
仁田峠に着いて朝方雲って撮れなかった紅葉の写真を撮りに再びロープウェイ乗り場付近まで登る。
普賢岳では風はなかったのだが、この辺は風が朝方同様強かった。そして池の原園地の駐車場まで戻る。

普賢岳山頂。後方は平成新山 普賢岳から見た平成新山
山頂から見たパノラマ。左は妙見岳、右は国見岳。
紅葉茶屋に下る途中で 途中の道で
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