由布岳 1584m               3名で登る  2005.10.22

由布岳へは3年ぶりの登山である。
今回「大分のよっちゃん」の案内で「hirokoさん」と3名で登ることが出来た。
コースは東登山口から山頂(東峰)に登り、西峰へとお鉢巡りをする計画であったが
朝からのあいにくの天気。
深い霧と突風が吹いていたためお鉢巡りは中止、西峰まで行って飯盛ヶ城を経由
して正面登山口に下ることになった。

コースとタイム
07:00 東登山口〜09:44 東峰〜10:25 西峰〜10:54 マタエ〜11:51 合野越
〜12:00 飯盛ヶ城〜12:45 正面登山口

朝7時に正面登山口・駐車場に集合。由布岳はスッポリと深いガスに包まれていて雨も降っていた。
暫らく登るか、帰るか検討していたが結局登ることに決定!車2台は残して1台で私達3名は東登山口
へ向かう。東登山口からのルートはhirikoさんも私も初めてである。正面からのルートとは違って
樹林帯の中を多く通る。
また途中にはハシゴやロープ、鎖場などもある。
道沿いにはヤマラッキョウやトリカブトも一つ見つけた。

東登山口 霧の中の登山道

お鉢に入り一旦は「お鉢巡り」を考えて北に向かおうとしたが突風が吹きつけていて断念!
東峰、西峰に行って下山することにした。
周囲は霧が立ち込めていた。何も見えません。
東峰、西峰、それぞれ山頂の写真を撮りましたが周りが真っ白でどっちも同じような写真だ。後で見て間違えそうだった。
軍手をはめて上りましたがビシャビシャに濡れて冷たい。外すと冷たい風で手が凍りそうだ。

途中の鎖場 山頂(東峰)

東峰は登りやすいが西峰は障子戸の鎖場などがあり注意が必要だ。
鎖をうまい具合に使い、岩壁に張り付きながら進んで行く。
西峰に着いたがやはり霧で何も見えない。以前来た時はここからの眺望は良かったのだが、今日は何も見えません。
少し休憩して下山。
これまで他の登山者と出会わなかったが、マタエに戻った頃からと段々と出会うようになった。
下る途中に多くの登山者とすれ違う。ざっと200名くらいかな。この天気にも関わらず登ってくる多さにビックリ。
由布岳の人気は強いようだ。

左 西峰へ向かう途中
の障子戸の鎖場



右 下り登山道で

合野越から飯盛ヶ城へ経由して正面登山口に下る。
一旦、合野越から少し下って上るのだが、横からの突風で吹き飛ばされそうだ。
帽子を押さえ、足を踏ん張りながら‥ウメバチソウの花、ヒゴタイの残骸を見ながら上っていった。

合野越。奥はこれから向かう飯盛ヶ城 飯盛ヶ城への上り

飯盛ヶ城からの眺望は素晴らしい。
残念ながら最後まで由布岳の山頂付近はガスで見えなかったが湯布院の町や倉木山、遠くは別府湾も見ることが出来た。

飯盛ヶ城。奥はガスが掛かった由布岳。 飯盛ヶ城より湯布院の町を望む。

下山後はNHKの朝ドラ「風のハルカ」に出てくる湯布院のハルカの家を探しに行った。
ドラマに出てくる建物は外から見るとちゃんとしたレストランだったが、ロケは終わったようで家は骨組みの状態になっていた。
由布岳は相変わらず隠れていたが綺麗な虹も見れてホント感動的だった。

ハルカの家


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