2001.富士山体験記  標高3.776m   その2


本8合目
江戸屋

12:17
すぐ上に本8合目がある。同じ名前の「江戸屋」。
8合目から本8合目まではすぐ近くに見えるのに時間は掛かった。
ここで吉田口・河口湖口からのルートと出合い、これらのルートからの登山者と合流するため人も増えてきた。
登るだけでも大変なのにマウンテンバイクを担いで登っている者もいた。帰りはどこを降りたのだろうか?

8合5勺

12:43
菊屋で買った携帯酸素をここで初めて使用。疲労が皆に出てきた。
「気休め」と言われていた携帯酸素であるが吸うと幾分かは楽になる。
気圧が低いため持っていた小さなキャンディーが空気が膨張してパンパンにふくれていた。
9合目
何処が9合目だったのか分からなかった。
おそらく鳥居のとこだろう。
しかし、そんな余裕はない!登るので必死である。
休憩の回数も増えてくる。少し登ってはすぐ休んでしまう。
多くの人が通りで休んで疲れきっていた。
体力的には十分に余力が残っているはずなのに、
すぐ上に見える山頂になかなかたどり着けない。
山頂到着

13:40
山頂だ!到着!
ラストの石段を登ると山頂だ。念願の富士山制覇!感動である。
メンバー全員無事登ることが出来た。山頂では場所により携帯電話が通じた(2001年、ドコモの場合)。
この感動を皆にすぐ電話やメールにて知らせた。
そして本日宿泊の山小屋「山口屋」に入る。
只今の時間は午後1時半。5合目から約6時間半くらい掛かった。
頂上の久須志神社前で 本日泊まる山小屋。
翌朝、通りは御来光を見る人でいっぱいになった。
富士山火口 私達が泊まる山小屋が立ち並ぶところ

お鉢巡り 日本最高峰・剣ヶ峰 3.776m

お鉢巡りとは富士山々頂の火口の周りを歩くもので、所要時間は1時間30分くらい。
時計と反対回りのルートが「馬の背」を登らないので楽らしいが、私達は時計回りに進んだ。

久須志神社・「山口屋」があるところから出発。
少し寒く、防寒着と手袋をはめて進む。

でも、この寒さと3分の2しかないこの場所でランニング姿でジョギング
している人もいた。

登山中にマウンテンバイクを担いで登っていた人も乗って遊んでいた。
いろんな人たちがいるもんだ。

暫らく進むと富士宮口から登ってきた地点に着く。すぐ近くに浅間神社奥宮や郵便局、NTTの公衆電話などがある。
早速、記念撮影。お土産に神社の「銀名水」お守りを買う。
そして日本一高い場所へと進む。

剣ヶ峰は富士山測候所のところにあり、右回りの場合は測候所前の坂を登らなければならない。
何の変哲も無い坂であるが空気が薄いこの場所では苦しい。
測候所に着いたときには汗ビッショリ‥。
剣ヶ峰で記念撮影とビールで乾杯!1時間半で1周して山歩屋に戻った。

山頂にある郵便局と横の奥宮
一番辛い坂「馬の背」と富士山測候所 日本最高峰・剣ヶ峰にて

注意:山頂で乾杯したけど気圧のせいで不味かった。アルコールの回りが早いので注意したほうがいい。

             

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