03.10.18〜19
九折登山口〜九折越小屋(泊)〜傾山〜水場コース〜九折登山口
今回は九折登山口を出発して九折越小屋に泊まり、翌日縦走して傾山を目指した。
九折越小屋は無人の山小屋のためザックの中にはシュラフは勿論、水に食糧、コッフェル、ストーブに
ローソクが入っている。そしてこの時季の寒さを補うためフリース等の防寒着やブランケットまで担いで
登ったためザックはズッシリと重たくなっていた。
更に700m地点で水3リットルを補給!重さはピークに達する。
荷物の重さも考慮してペースもゆっくりと登る。
2日目も水の重さはやや減ったものの、まだズッシリときてたためローペースで水場コースを周って
下山した。
紅葉の方は傾山山頂付近で最盛期だったが色づき方は少ないようだ。
他の場所は今年は遅いのか、紅葉せずに散るのか、紅葉していなかった。
コースとタイム 1日目 13:00 九折登山口 13:20 三ツ尾との分岐 14:20 芥神ノ滝 14:55 標高700m地点 (カンカケ谷) 15:18 標高800m地点 15:33 林道 16:10 標高1000m地点 16:50 標高1200m地点 17:00 九折越小屋 |
2日目 08:55 九折越 09:30 標高1400m地点 10:40 杉ヶ越との分岐 10:45 後傾(10分休憩) 11:05 傾山山頂(昼食) 11:55 山頂出発 12:25 坊主尾根コース との分岐。 13:15 水場 14:17 坊主尾根コース と合流 14:40 三つ尾 16:00 林道 16:20 観音滝 17:00 九折登山口 |
朝6時半に福岡を出発。竹田市内にて昼食と食糧等の買出しをする。
尚、今回焼酎・日本酒・缶ビールを持って行くことになり、3人で分担し積んで登った。
そして九折登山口の駐車場に到着。午後1時に私達3名は出発した。
天気は良く絶好の登山日和である。
暫らくは林道を進んで行くが、やがて登山道に入り幾つかの橋を渡る。
九折登山口・駐車場 | 幾つかの橋を渡る。 |
20分後「三ツ尾」との分岐にさしかかる。
この道を真直ぐ進むと「坊主尾根コース」や「水場コース」を経由して傾山へと続く。
この分岐を右折、山手に登っていく。ザックは重く傾斜が急な道は辛い。
芥神ノ滝・カンカケ谷
分岐から1時間。芥神ノ滝を通ってカンカケ谷の沢の中へと入っていく。
何度か川を渡る。赤いテープやケルンの目印に進んで行く。
この辺は大雨が降ったら水量も多くなって大変だろう。
沢を進むこと30分、標高700m地点に着く。(100mおきに標識あり)
ここで沢とはお別れである。
最後の水場と思って水3リットルをここで補給。
ズッシリと重たくなったザックを担いで急な傾斜を登って行く。
やがて標高800m地点を越えて林道に出る。
三ツ尾との分岐。右に登っていく。 | 芥神ノ滝 |
カンカケ谷 |
林道に出る
林道に出てすぐハシゴがありこれを登る。
この林道は下から車で上がってくる事が出来、近くでキャンプしているグループもいた。
また水場も近くにあって補給も出来る。わざわざ700m地点から担いでこなくても、ここから汲めば
良かったようだ。300m余分に担いだ気分だ。
林道沿いにある水場。 | 林道からはハシゴを登る。 |
九折越到着!
九折越まで300mであるがなかなか進まない。
疲労も重なり100mおきに休憩が入りローペースになる。
登山口から4時間、広い草原の九折越に着いた。
広々とした所で県警のヘリポートにもなっているらしい。九折越小屋はここから西へすぐそこ。
水場も見立側に70m下ったところにある。
九折越広場 |
この日小屋には私達3名の他に1グループ5名が泊まった。
中は30名は泊まれるという程の広さで、その部屋の半分を私達が広々と使った。
トイレも近くにあったがドアが壊れていて倒れていた。
早速、皆で焚き木を拾い集めて焚き火で暖をとる。
九折越小屋 | 無人の小屋で30人は泊まれる |
満天の星空と鹿の高鳴き!
日が暮れて寒くなってきたので中で食事をすることにした。
下から持ってきた「おにぎり」や「こてっちゃん」を焼いて食べた。
夜中、どこからともなく鹿の高鳴きが聞こえてくる。すぐ側まで来ていたようだ。
外に出てびっくり!星が綺麗。
無数に散らばねられた星空、それを斜めに天の川が流れている。
「北斗七星はどこ?カシオペア座は?ボクの星は?」
あまりの多さにこれらを探すことの方が大変だった。
鹿がいた!
翌朝7時頃に起きて朝日を望む。
朝食の用意をしていると窓から鹿が見えた。小屋から20mの所まで近づいてきた。
3頭はいたかな。
朝日が眩しい!残念ながら木々が邪魔している。 | 小屋の側にやってきた鹿。 |
キジもいた!
出発前に見立側の水場を見に行った。
九折越から-70mの所にあり駆け足で下って5分、荷物なしで駆け上がって7分くらい。
水場にはなんとキジがいた。キジはおとなしく逃げなかった。
見立側の水場 | 水場にいたキジ |
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