秋の傾山   紅葉と悲しき鹿の鳴き声その2

傾山へ!縦走路を進む。

九折越から傾山までの縦走路を進んで行く。背の高い笹が縦走路に生えている。
紅葉は時折紅い木もあったが、まだまだのようだ。
途中、センゲンというピークがあるがはっきりした場所は分からなかった。「1400m」の標識の前後だろうか‥。
ピークを過ぎた頃、傾山が目の前に見えてきた。

笹に覆われた縦走路を進む 紅葉はまだかな‥
縦走路から見た傾山 1500m手前、登りが急になる。

何度見ても素晴らしい展望!

後傾に到着。先月も杉ヶ越から傾山に登ったが、ここからの展望は凄い!時間を忘れさせてしまう。
前回より視界は落ちるが、やや紅葉した本傾にまた格別なものを感じさせた。
本傾山頂は結構人は多かった。青空の下の山頂で昼食をとる。

後傾から見た本傾 本傾山頂
本傾の紅葉とそこから見た祖母・傾山縦走路 本傾山頂にて

下山は水場コースへ

下山の時間も考え、早めに下山する事にした。
本傾から九折登山口までのコースには「坊主尾根コース」と「水場コース」があるが坊主尾根コースは険しく難路である。ましてや今回荷物も多いので「このコース」は通らず水場コースを使って下山した。
コース分岐までの30分は同じ道である。途中50人ほどのグループとすれ違う。
離合が大変なのだがグループ側は止まって先に通してくれたので遅れなかった。
坊主尾根コースとの分岐に出合う。これより右折して水場コースをとる。
とは言え、水場コースも楽ではなかった。ロープが設置している箇所も幾つかあり重い荷を背負っての下山は大変だった。

本傾より少し戻った所に三ツ尾への道がある。 「坊主尾根コース」と「水場コース」の分岐
水場コース

水場コース

やがて水場を越えアップダウンを2回ほど行ったあと、再び坊主尾根コースと合流する。
さらにスズタケの道を下ると三ツ尾の分岐に着いた。これより右折すると白谷方面に行く。九折登山口は直進!

坊主尾根コース合流地点〜三ツ尾登山道中の
景色。紅葉したら綺麗だろうなぁ‥
三ツ尾〜林道の途中にあったキノコ(猿の腰掛)
比べるものがなかったが50cmの大きさはある。

デカイ!観音滝

三ツ尾から単調な道を下ること80分で林道に出る。ここから林道を下っても降りられるが、そのまま直進!観音滝へと向かう。
観音滝上部の川を渡り、少し下ると夕日に照らされた長〜い白糸を引く観音滝が見えてきた。
落差70mの滝は大きさのあまりカメラに全部は収まらなかった。

観音滝上部。上から望むと危険です。 観音滝。どうしても木々が邪魔します。

ラストスパート!九折登山口へ。

観音滝から暫らく下ると昨日、九折越へと登ったコースとの分岐点に再び合流する。
あとは昨日と同じ道を下る。午後5時に登山口・駐車場に到着した。

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