屋久島
2009.05.12〜16
B


宮之浦岳1km〜宮之浦岳〜焼野三叉路〜平石岩屋〜新高塚小屋

宮之浦岳への最後の上り!ラストスパートだ!
でも、この上りが長い〜!

右側には「食パン岩」も見える。
以前は食パンの形をしていたらしいが台風で壊れて今の形になっているらしい。

急登をひたすら上がっていく。高度もだいぶ高くなってくる。







   
食パン岩 これより急登

ふと後方を振り返ると通ってきた道筋も見える。
翁岳、安房岳、投石岳、黒味岳もくっきり見える。

左から翁岳、一つ山を置いて安房岳、投石岳、一番右奥が黒味岳

宮之浦岳の前に栗生岳がある。斜面の途中に一つの山があると言った感じらしいが‥何処かわからず。いつの間にか通過。

宮之浦岳ラストの上り。残り500m地点

10:28−10:46 宮之浦岳登頂

着いた〜!!九州最高峰の宮之浦岳に登った〜!
山頂はそんなに広くはないが、ここも展望はダイナミック!パノラマ展望だ!
永田岳もリアルに見えます。

宮之浦岳山頂と三角点

宮之浦岳からの下り
思いっきり下ります。やや険しい?荷物も重たいので滑りこけないように注意しながら下った。

11:07焼野三叉路
永田岳への分岐。ここで荷物を置いて向かう人も多い。私は今回パス。真直ぐ新高塚小屋へ向かう。

宮之浦岳からの下り 焼野三叉路

先程汲んだ飲料水も、ことのほか減りが早い。この暑さ、急登だからしかたないかな〜
昼食場所も考えながら進む。

11:19 平石
昼食が出来そうな広場を見つけるが日陰が無く暑いので、もう少し先に進むことにした。

平石とその先の平石岩屋

ここから平石岩屋へ進む道から永田岳が綺麗に見える。先ほどよりも少し遠くになったけど、ダイナミック!

平石岩屋手前で見た永田岳

11:30 平石岩屋
大きな岩の群落がのった山である。その中で岩が丁度屋根のようになって空間が出来ている場所があり。
中には
小さな祠もある。勿論日陰で涼しい!昼食場所にもって来いではないか!
早速荷物を下ろして昼食。
暑さと疲労で食欲はあまり無かったので残っているバターロールパン1.5個食う。
残りの水1リットルうち500mlを沸かし、コップ1杯分をロイヤルミルクティーを飲む。
残りはまたまたお茶を作り新高塚小屋までの飲料水とする。

平石岩屋

暫くここでのんびりしていると「ガサガサ」と音がしてくる。
「誰か来たのかな?」と思ったら、何と、小鹿のバンビちゃん!
何か欲しそうにこっちを見ている。ここの鹿は人なつっこいなぁ〜

11:51 平石岩屋出発ここの岩屋からの展望も良いらしいがパス。

12:10 シャクナゲの森
第二展望台との間にシャクナゲの森がある。道沿いに沢山のシャクナゲの木があるが、開花はまだ先のようだ。でも、少し蕾も赤みを帯びているものもある。
新高塚小屋に着く手前にはなんと!少しばかり開花しているのも見れた。

ヤクシカ 木段を下りていく

12:16 新高塚小屋まで1.5km
ここを過ぎたころ、お猿さんたちが居た。親子合わせて5〜6匹かな。
ヤクサルですね。日本猿に比べるとホント小さく、逃げようとはしない。
近所の山では写真なんて怖くて撮れませんが、ここの猿さんは大丈夫みたい。ハイ!ポーズ!

ヤクサル 咲いていたシャクナゲ

2展望台、1展望台を経てアップダウンの道、木の階段を上り下りしながら進む。小屋まであと少し!

12:46 新高塚小屋 到着

着いた〜!小屋にはまだ下から上がって来た方一人のみ。
小屋の広さは淀川小屋とほぼ同じ4050人は泊まれそうだ!
昨日ほどは泊まる人も少なく、ゆっくり出来そうだ‥と思ったが、とんでも無かった。
夕方には満室になってしまった。外から小屋中に入ると熱気が!眼鏡も少し曇るほどだった。

新高塚小屋 縄文杉には木の手前から右へ。奥はトイレ

水場は少し離れた所にある。何時もはどれだけ出ているかは分からないが、水はチョロチョロでなかなか容器に溜めるまで時間が掛かる。
今夜と明日の飲料用に500ml×2本分を沸かしておく。
お腹が空いてきたのでアルファ米のドライカレーを作り、昼、夜兼用にするつもりだったが全部食ってしまった。夕方には改めてアルファ米の赤飯を作る。

トイレは水場と同じくらい離れた場所にある。「夜中にトイレに行って帰って来ない人が過去に何人もいる」と言う話を聞いていたので怖いものがあった。何でも霧が出たら道が分からなくなり、道を迷ったのではないか?との話。

御飯を食べてると鹿たちが入れ替わりやってくる。ホント人慣れしている鹿さんたちです。

食べ物をビニール袋に入れてる人もいたせいか‥夜中にネズミがガサガサあさっている音が聞こえる。走る音が聞こえる。時にはチューチューと鳴いてたりする。
トイレに行きたくなり、ふとライトを付けてみると隙間の穴へチョロチョロと走っていくネズミ1匹を見ちゃった。ヤクシマハツカネズミかな?ホント小さいネズミでした。




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